RASを意識的に活用しよう！〜『ブレイン・プログラミング』を読んで〜

ずいぶん長くかかりましたが、ようやくこの本を読み終わりました。

『話を聞かない男、地図が読めない女』や『嘘つき男と泣き虫女』を書いたオーストラリア人のアラン・ピーズ & バーバラ・ピーズの本、「自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング」です。

RASってすごい！
成功の道のりって
リストを書きます！

RASってすごい！

いやー、面白かったです。
特に最後の「実践編」ともいえる部分が、映画のような本当の話で、本当にこの本に書いてある通りにしたら、自動的に夢が叶っていくんだと思わせました。

要は、脳の RAS（Reticular Activating System / 網様体賦活系もうようたいふかつけい)というシステムがわたしたちの夢を叶えるために、情報を集めたり、進む方向を教えてくれたりするから、それをいかに効果的に使うかという内容。

いわゆる「引き寄せの法則」、「ビジュアリゼーション」、「アファーメーション」、「選択的注意」や「シンクロ」など、これまでにわたしが自己啓発の本や、心理学の学びの中でも学んできた内容が、データとともに書かれています。

このRASのすごいところは、ただシンプルに頭の中にあることについての情報を集めて、わたしたちをその方向に進ませること。
だから、「コロナになったらどうしよう・・・。」とか、「どこにも就職できないんじゃないか。」とか、「自分の乗る飛行機が落ちたらどうしよう。」という起きてほしくないことも、強く頭の中にあることだから、起きる方向に進みます。

だから、どんなことを頭においておくかは、めちゃくちゃ大事なんです。
「コロナになったらどうしよう・・・」は、「わたしは、健康で免疫力高いから、ずっと元気！」に。
「どこにも就職できないんじゃないか。」は、「〇〇で、△△な仕事に就職が決まる！」に。
〇〇と△△は、ものすごく具体的な設定に！
「自分の乗る飛行機が落ちたらどうしよう。」は、「自分はスーパーラッキーだから、安全に快適に飛行機の旅を楽しむ！」に書き換えちゃいましょう。

自分が本当に望むことを頭に置いておくだけで、RASが勝手に働いて、必要な情報、関連することを集めてきて、進むべき道を教えてくれるんです。
こんなお金のかからない最高の方法、試さないなんてもったいない！

わたしたちがRASを意識して使おうと、無意識に放置していようと、RASは勝手に働いているわけです。
今の自分が置かれている環境も、過去のわたしが頭に描いていたことがRASの働きで実現してるってことです。
良くも悪くも。笑

今後は、もっともっとプラスの方向に働いてもらおうと思います！

成功の道のりって

納得することはたくさんあったけど、このイラストが特に「なるほど〜！！！」でした。

成功のイメージって、確かにゴールに向けて一直線のイメージでした。
でも、実際はこんなにごちゃごちゃしながら、あきらめずに行動することで、ゴールにたどり着くんですね。

誰かの成功は、じっと見守っている人にしかそのごちゃごちゃした部分は見えないんです。
最初っから成功することが決まってるかのように、スムーズにゴールに到達しているように見える（思う）けど、実際はいろんな障害を乗り越えて目標を達成するんだって、納得しました。

そして、たいていのことは本人があきらめなければ、いつか目標に到達できるんだって納得できました。
誰がいってたのか忘れてしまったけど、
「あきらめることを諦める」という言葉を聞いたことがあります。
夢を叶えることって、「あきらめないって覚悟すること」なんですね！

リストを書きます！

この本には、RASを活用して、夢を叶えていくための具体的で、効果的な方法がたくさん紹介されていますが、とにかく自分の夢を書き出さなくちゃ始まらない！
まずはどんな小さなことでも、馬鹿げたことでも、実現不可能と思えることも、書き出して、それをABCの3つのカテゴリーに分けます。
そこからがスタートです。

わたしもこの記事を書き終わったら、まずやりたいことリストを書き出します。
すでに頭の中にあるものは、旅行系、著名人に会う、普段できない体験など。
例えば、富士山に登る、屋久島に旅行に行く、乗馬するとかです。
物質的な達成は、まだはっきりと思いつかないけど、自分が決めたものが叶うのだから、仮に設定してみようと思います。

そして、毎日見る！
それをイメージする。

この9月に書くリストが、年末、1年後、2年後にどれだけ叶っていくのか、継続して取り組みたいです。
なんだか大掛かりな実験みたいで、ワクワクします♡