こどもの謎の行動の理由がわかる! 〜 ウェルビーイングライフサイクル反転学習会③ 〜

ウェルビーイングライフサイクル
Photo by Kevin Gent on Unsplash

こんにちは。
幸せを増やすスキルを実践し、伝える
英語子育ての先生 わだまりです。

今日もいらしてくださってありがとうございます!


わたしは、2020年に
ニューヨークライフバランス研究所認定
ポジティブペアレンティングコーチになりました。


2021年から、ポジティブペアレンティイングという
子育ての講座をオンラインで開催しています。

今回、4月26日にスタートしたNYLB研究所のウェルビーイングライフサイクル反転学習会のアシスタントを初めてつとめています。

第2回の様子はこちらから↓

学びの実践がすごい!

全7回のこの講座。
今回が第3回目。

今回の講座は、12名が受講されていますが、毎回いろんな人と話していただけるようにブレイクアウトルームのメンバーの組み合わせも工夫しています。

それも一因なのか、会を重ねるごとに「仲間」という空気が出てきました。

最初の実践(または、最近あったよかったこと)のシェアの時間には、第2回までの学びを実践されたお話がたっくさん!

お子さんを見守って、フローに入るのをサポートされた方。
ご自身のフロー体験を意識された方も大勢いらっしゃいました。
そして、お子さんとの適切な距離感を意識して、干渉しすぎないようにされた方。


おひとりおひとり、家族構成や年齢、住んでいる場所も違います。
ご自身の性格、そしてご家族の性格も違います。
だからこそ、学びを実践するときには、相手をよく観察して、相手に合わせて実践する必要があるんです。


そうやって実践を積み重ねることで、知識が自分に染み込んで、スキルも身についていきます。

第3回のテーマは、「学童期までの認知の発達段階」

今回は、生まれたての赤ちゃんから小学校卒業頃までの子どもの認知の発達段階を学びました。
言葉がまだ話せず、運動機能もまだまだ未熟な段階から、身体を自由に動かせるようになって、言葉も使えるようになっていく過程で、その段階ごとにいろんな特徴が見られます。


事前に録画を見て、学習する中で、2才から7才ごろまでの特徴的なモノの捉え方を学びます。
初めて学んだときに衝撃を受けました!
子どもが小さかったときに、なぜ話が通じないのか、なぜ言ったことができないのか、全く理解できなかったことの謎が解けました。

動画を見ているだけで、だからなのかー!!!という瞬間がたっくさんあるんです

例えば、
小さい子どもが「見て、見てー!」って自分が描いた絵を見せにきたとき、絵の裏側が見えるように持っていて、こちらからは絵が全然見えないとき。
幼稚園であったことを一生懸命話してくれるけど、なにがあったのか全然伝わらないとき。
お友達がイヤがりそうなことをしちゃうとき。


この講座の内容を知っていたら、だからかー!と納得できます。
そして、子どもとのムダなバトルがへって、ママのイライラやストレスもグーンとへります。

成長段階に合わせて、子どもとのコミュニケーションのポイントがわかるので、小さいお子さんにも伝わりやすい言葉や工夫がわかるんです。

子育ては努力より工夫!

録画の中で、亜里さんがそう話すところがあって、すごく納得しました。
ママが我慢したり、頑張って疲れちゃうよりも、必要な知識を学んで、工夫することで、あっさり子どもの反応が変わるんです。

この講座、もっとたくさんの人に広まるといいなって、毎回思います!

子どもの脳の成長はゆっくりなんです!

受講生のシェアの中にもありましたが、子どもの成長ってとても早くて、毎日できることが増えてきます。
それがうれしくて、「すごいねー!」って声をかけているうちに、なんでも早くできることを期待するようになっていた気がします。

でも、脳の発達は大人が思うよりもゆっくりなんです。
特に、時間の概念とか見えないものを想像する力、我慢する力は、ゆっくりゆっくり育っていくんです。
そのことが頭にあるだけで、決められた時間を過ぎちゃう度に「なんでー!!!」と怒らなくてすみます。
今、成長してる途中なんだなってわかって、例えば、「約束の時間より10分遅いよ。」と事実を伝えることができます。


知っていることで、心に余裕ができるんです。

Photo by CHUTTERSNAP on Unsplash

わたしの印象に残ったこと

この講座のアシスタントをしながら、第3回の学びとシェアの中で印象に残ったことは2

1つ目は、思春期の子どもたちとの距離感のこと。
わたしも、干渉し過ぎないようにと気をつけてはいるけど、受講生さんのシェアの中でハッとさせられました。

それは、今の子どもとわたしたちが育った環境には大きな違いがあるということ。
今の子どもたちは、みんなスマホを持っていて、どこにいても連絡が取れてしまうんです。

わたしが中高生、短大生の時は、まだ携帯もなかったし、あってポケベル(知らない人もいる!?)ぐらいでした。
きっと両親は、わたしがなかなか帰宅しなくて、心配している時でも、どこに連絡することもできず、ただ安全を信じて待っていてくれたんだと思います。

今は、LINEなどで、「どこにいてるん?」とすぐに連絡が取れてしまいます。
便利さに慣れて、年齢を考えずに連絡し続けていたら、相互に依存してしまいそうですね・・・。
子どもの自立をサポートするためにも、連絡し過ぎないというのを意識しようと思いました。

2つ目は、男女の成長の差について。
これは、受講生さんから、男の子の方がゆっくりなのですか?という質問がありました。
今のところ、特に、そういうデータはないようで、男女差よりも、個人差の方が大きいようです。
そして、環境の差、つまり親の関わり方が脳の発達にも影響が大きいようです。

ポイントは、共感

温かく共感されて育つと、周りのお友達への思いやりも育ちます。
親が子どもに穏やかに関わっていると、子どもも言葉が話せるようになるにつれて、暴れて自己主張するよりも、言葉で伝えようとするのだと思います。


我が子たちは、もう12才、14才、17才と、すっかり思春期に入ってしまったけど、どの年齢でも共感は役に立ちます。
共感を意識し始めたのは、3年半前。
それまでは、子どもの話をちゃんと聞かず、話をさえぎって、決めつけて、否定して、ダメ出ししていました・・・。


時間は巻き戻せないけど、共感を意識するようになって、関係性はグッとよくなったので、これからも続けていきます!

Photo by Kevin Gent on Unsplash

ひとりじゃないから続けられる!

ウェルビーイングライフサイクルは、録画だけでも学べるようにできています。
亜里さんのわかりやすい講座をテーマごとに区切ってあって、自分のペースで学ぶことができます。
それだけでも、大事な知識を身につけることはできますが、反転学習のスタイルで、学んだ後にシェアをすることで、学びが深まっていく様子がわかります。


ひとりでは、学んだことを実践できないこともありますが、2週間おきに集まって、実践の報告をする仕組みになっているので、やってみようと思えます。
そして、ほかの受講生の実践のお話も聞けるので、いろんなやり方、工夫のアイディアがもらえます。


さらに、子育てでちょっと先のステージに進まれている方の経験を聞くと、数年後、5年後、10年後のイメージもしやすくなります。
今のしんどさが、ずっと続くわけじゃないってこともわかります。

この12名プラス、ファシリテーターのみえさん、そしてわたしの14名というメンバーだからこその空気がそこにあって、毎回たくさんの気づきが生まれています。
残り4回もしっかりその雰囲気を味わい、学びを深めようと思います!


ウェルビーイングライフサイクル反転学習会の次回開催は、未定です。

リクエストがあれば、ご希望の曜日や時間に開催されるかもしれません。

受けてみたい!と言う方は、こちらからリクエストをどうぞ!


次回は、「知能の理解。知能はどこからきて、どう育つのか」です。
テーマを読むだけでも、ワクワクしてしまいます。
子どもだけじゃなく、自分の知能も伸ばすために、またしっかり予習します!

最後まで読んでくださって、
ありがとうございました

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