息子のゆーっくりとした成長

子育て

こちら、高1の息子がおもむろに出してきた学校からの三者面談の案内の手紙。
ええ、読めないぐらいにぐちゃぐちゃです。笑
これを受け取って、わたしは、
「おー、手紙を必要なタイミングで出せてるやん! 成長してるなー。
と伝えました。(本当にそう思うから)
この手紙を出す前の彼のセリフは、
「三者面談あるで。ちょっと前に手紙もらったわ。ぐちゃぐちゃやけど。」でした。
ちょうど、締め切りの前日にくれましたよ。

わたしに似たようで、長男はモノの整理が超苦手。
基本的に、学校の手紙を持って帰ってこない。
学校の机の中か教室の後ろのロッカー、それかカバンの中でぐちゃぐちゃになってるのが普通。
小1の時から、封筒に名前が書いてある保護者への大事なお手紙以外は、なかなかタイムリーには出てこないのです。

もちろん、何度も何度も叱りました。
ランドセルや中学のカバンをあさったこともあります。
それでも、もちろん解決せず、悶々としてました。
そして、いろんな先輩ママに相談しました。
「中学か高校になったら、出せるようになるんかな。」と聞くと、
「ずっと変わらんかったよー。でも、なんとか就職できたわ。」と言われることがほとんど。

それを聞いて、安心したわけじゃないけど、言っても言っても変わらないので、あきらめもつきました。
それこそ『課題の分離』をするべきところだと認識して、本人にも伝えました。
課題の分離とは、自分の人生に責任を持つこと。
人の課題に乗り込んで、奪い取らないこと。
こどもの課題に関しては、こどもが困る前に、わたしが先回りして勝手に困らないように気をつけています。

「お母さんは、手紙があるとかないとか、わからんからね。特に、進路関係とか、自分が困らないように考えなよ。」と。
そして、担任の先生には、「基本的に、手紙出さないので、学校便りはホームページで見てます。本人が困るのは、ほっておいたらいいんですが、先生が困るような時は、すぐに電話ください。」と伝えました。

中学では、さすがに進路に関わるような書類は、期限の前にどうにか出していました。
先生の声かけの力も大きかったと思います。
息子のような子は、何人かいたのかもしれません。
特性を理解して、ガミガミ言う以外の方法でサポートしてくれていたようです。
ほんとうに先生ありがとう
3月初めからはコロナの休校もあって、さらにハラハラさせられましたが、結局行きたい高校に進学することができました。

それでも、高校生になってもこんな感じで、苦手なところはやっぱり苦手なのですよね。
大人だって、同じ。わたしも、やっぱり整理や片付けが苦手・・・。
そこを無理やり変えようとするよりも、強みを見たり、少しでも前の日よりもできているところを見つける方が、ずっと親も子も気持がラクです。

ソプラノボイスが自慢だった息子も、この春、ようやく声変わりしました。
身長も、わたしを越えました。
身体の成長ほど、精神面や生活面での成長はまだ見られません。
でも、きっと成長しているところがあるはず!って思って、少しの変化も見逃さないように、観察を続けようと思います。

そうそう、高校の3者面談は夏休み中にあるんですって。
ZOOMでもできると書いてあり、こんな時期だし、時代も変わったなぁと感心してたら、あくまでもオプションで、リアル推奨でした。
結局、暑い中、自転車で25分ほど走って、面談に臨むことになりそうです。(汗だく確定!)

担任の先生とお話しするのは、今回が初めてなので、こんなユニークな息子をどんな風に見てくださっているのか、お話を聞くのが楽しみです。
そして、20分の懇談の中で、先生の強みをひとつでも多く見つけて、フィードバックできたらなぁ、と考えています。
がんばるぞー😊

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