強みの使いすぎ・・・【親切心】

VIA 性格の強み
Photo by Klaus Andersen on Unsplash

こんにちは。
幸せを増やすスキルを実践し、伝える
英語子育ての先生 わだまりです。

今日もいらしてくださってありがとうございます!


今日は、性格の強みについて思うことがあるので、使いすぎについて書きます!
この記事を読むことで、性格の強みについて理解が深まります。


性格の強みって?

まずは、性格の強みについて簡単に説明しますね。
性格の強みとは、VIA性格の強みと呼ばれるもので、ウェブの無料の調査で調べることができます。

VIA性格の強み調査のリンク

下の写真は、わたしの数年前の性格の強みのリストです。
24の項目があって、調査の解答によって順位づけられます。

この時は、1位 愛情、2位 親切心、3位 好奇心、4位 誠実さ、5位 希望 でした。
無料で、1位から24位までの強みの順番と、それぞれの強みの説明を読むことができます。

性格の強みについて、詳しく知りたい方は、ぜひこちらの本を手に取ってみてくださいね。
VIAの性格の強みについての詳しい説明とそれぞれの強みを高める方法もわかります。

強みの使いすぎ・・・

わたしは、7年ほど前から、この調査を時々受けていて、その変化を見ています。
性格の強みは、生まれつきの部分も大きいので、それほど大きく変化することはありません。
それでも、その時の環境や大きな出来事があったときは、変化します。

そんな中でも、必ず上位にあるのが親切心と愛情。
最初に強み診断を受けて、結果を見たとき、「なんか普通で面白くない」と思ったのですが、今では「わたしらしい」って思えます。


これまでの人生を振り返ってみて、うまくいっているときには、自分の強みをうまく使えていました。
逆に、しんどかった時は、うまく使えていなかったんだということが、性格の強みを学んで、いろんな場面を振り返ってみる中ではっきりわかりました。


わたしの子育てがうまくいかなかったのは、親切心を使いすぎていた、もしくは偏った使い方をしていたからだったのかもしれないと最近気がついたんです。

親切心

上の強みの説明にもあるように、親切心は「人に親切にし、人のために良いことをする。」というのが1番の特徴です。
親切心が高い人でも、親切な言葉がけをする人、プレゼントをよくする人、席を譲るなど親切な行動をする人と、違いがあるのですが、全般的に人のことをよく見ていて、さっとサポートする感じです。


そういう自分の性格、嫌いじゃないです。
でも、これまでの子育てで、こどもたちをいい子に育てようとして、コントロールしまくっていた自分のこと、今振り返ってもイヤな気持ちになります。

でも、それはこどもの幸せを願う愛と「親切心」が発端でした。


親切心って、適度に使えば、本人も親切された人も幸せになります。
でも、使い過ぎると関係性がおかしくなるんです・・・。

よくある「良かれと思って」というやつです。
子どものためを思って、子どもが将来困らないようにという思いで、厳しいしつけをする。
子どもが勉強に困らないようにと宿題をきっちりやらせる。
時間を守る人になってほしいから、門限をきっちり守らせる。
(守らなかったら、罰を与える・・・)


上記は全部わたしがしたこと。
その結果、子どもは反抗的になりました。
わたしのいうことを聞かず、会話が成立せず、一緒に食事をしなくなり、リビングに出てこなくなりました・・・。


わたしの親切心と間違った思い込みのせいで・・・。

わたしがなんとかしてあげなくちゃいけないって思っていたんです。
わたしの子どもだから、ちゃんとした子に育てる責任があると思っていたんです。

恐れからの親切心は、危険・・・

今でこそ、子どもへの関わりは、統制的なコントロール型ではなく、支援的なものになりました。
そして、こどもを信頼することができるようになって、(時間はかかりましたが)関係性は良くなりました。


今は、子どもに対して「〇〇してあげよう!」と思ったときに、それが愛からなのか、恐れからなのかを点検します。
つまり、「やってあげないと〇〇になってしまう。」というような「恐れ」からくるものだったら、やらないという選択肢を取ります。


それが「やってあげたい」というシンプルなものであれば、OK!

ただ、実際に行動に移す前に、それが子どもの成長を邪魔しないかを考えます。
そして、必要だと感じたら、本人に確認します。

子どもが大きくなればなるほど、「やめといて」と言われる確率が上がります・・・。
でも、それは自立に向かっているということです。
そして、親にやってほしいことと、やってほしくないことを伝えられる関係性だということ。

寂しい気持ちはあるけど、健全な親離れ、子離れのために、必要なプロセスですね。

まとめ

「わたしがやってあげなくちゃ!」という思考のときって、たいていは使命感、責任感、焦りを感じていて、視野がとても狭くなっています。
だから本当は、もうこどもが自分で対処できることでも、つい見ていられなくて、しゃしゃり出てしまって、こどもが自分でやってみる機会を奪ってしまいます。
そうすることで、子どもは「まだ自分にはできないんだ」と感じて、自信を無くしてしまいます。

そして、「わたしがやってあげなくちゃ!」の気持ちで、子どものサポートをしたときは、特に「やってあげたのよ!」という恩着せがましい気持ちが生まれます。
親は、つい自分のことを二の次にして子どものことをしてしまうから、「こんなにしてあげたのに・・・」と感謝や見返りを求める気持ちも生まれます。


子どものことを思って、自分のことを二の次にして、あれこれしているのに、子どもは自信をなくし、感謝もされず、いいことはなにもないんです・・・。

親切って、された人よりもした人の方が幸福度が上がるそうです。
でも、それは愛(やってあげたいという純粋な気持ち)からの場合だけなんだと思います。
恐れ(やってあげないと・・・という気持ち)からだと、相手の力を奪ってしまうし、関係性も悪化します。

自分がワクワクしたり、気持ちが軽くなるような親切をしましょうね。
そして、ぐんぐん幸福度を上げていきましょう♪

最後まで読んでくださって、
ありがとうございました

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