お弁当記録　番外編② 〜次男からのリクエスト〜

週に1回書いている「お弁当記録」の記事ですが、今日は番外編。
昨日、金曜日に次男（6年生）に、「明日お弁当作って！」と言われました。

「え？　なんかあるん？」と聞いたら、「別に。なんかお弁当食べたい気分。」っていうんです。笑
平日、ほぼ毎日長男と娘のお弁当を作ってます。
次男は、お弁当に彼の好物の豚カツや唐揚げを入れてるのがうらやましがってました。

正直、休みの日にお弁当を作るのはめんどくさいのです。
でも、これが彼の心を満たすことになるのがわかっているので、「いいよー。」と答えたんです。

「Switch買ってー。」とか、「エジプト行きたい！」というリクエストには、簡単に答えられません。
それに比べたら、「お弁当を作ってほしい。」とか、「神戸ショコラ（チョコレートの名前）を買ってきて。」というのは、比較的簡単です。

お弁当のおかずは、チキンカツと唐揚げが冷凍庫にあったので、どちらがいいか聞きました。
ウィンナーも入れてほしいと言われて、カニさんとタコさんにしました。

こういう小さなリクエストに応えることで、愛情を伝えられたり、信頼関係を築いていける気がします。
そしてもちろん、大好きな笑顔を期待して😊

実際、息子は11時半ごろに「お弁当食べるわー。」といって、パソコンで講座の準備をしているわたしの隣で、お弁当を食べ始めました。
お弁当のふたを開けたときに、「わー！」という声を聞けたのがまずうれしかったです。

そして、まずご飯をすっかり食べ終えて、それからおかずを食べていました。
スマホでゲームをしながらですけど・・・。
ゲームしながら食べるのはやめて！と言いたかったけど、まぁいいかなと思ったので、言わず。
食べ終わったときに、「どうだった？」と聞いたら、「うまかった！」といってくれました。

お弁当を食べるところを見るなんて、なかなかない機会なので、食べる様子を見れたのも新鮮でした。

叶えてあげられないリクエストもちょくちょく出てきますが、言う前にあきらめないでほしいなって思います。
どうせ、やってもらえないから言っても仕方ないって、思ってほしくなくて。
だから、どんなリクエストにも、いきなり「ムリ！」とは言わないようにしてます。

リクエストがあったら、たいていその背景や理由を聞きます。
それから、できそうだったら、いつするかを伝えます。
リクエスト通りにできない場合は、こどもの希望の一部でも叶えてあげられるように、いろいろ質問します。

例えば、エジプトに行きたいなぁと言われたら？？？

まず、なんで行きたいって思ったのか、いろいろ質問します。
その上で、今の状況ではまず行けないし、コロナがなくてもすぐに行けるような場所ではないので、まずはネットでエジプトのことを一緒に調べるとか、本を借りてくるとか、もしエジプト展を見つけたら、一緒にいくとかします。
とにかく、できることを探します。

実際、うちの子はエジプトに行きたいらしいんです。
だから、いつか一緒に行こうと思っています。

こんなふうに子どもたちと関われるようになったのは、わたしが学びを実践しているからです。

数年前のわたしは、大きなリクエストが来たら、
即、「なにいってるん。そんなんできるわけないでしょ！」とバッサリ。

その上、「そんなこと言ってないで、〇〇片付けてよ！」というおまけ付き…。
せっかくやりたいことを表明してくれてるのに、そんな対応、かわいそうすぎました…。

急に変われたわけじないけど、学びをひとつずつ実践することで、少しずつこどもとの信頼関係を育てています。
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