「世界に通用する子どもの育て方」の読書会を開催しました（１）

1月13日(水)と14日(木)に、松村亜里さんの本「世界に通用する子どもの育て方」の読書会を開催しました。
こちらは、13日(水)の開催報告です。
14日(木)の開催報告はこちら。

この本、子育て中のママやパパ、子どもに関わるすべての人におすすめの本なんです。
ただ、ポジティブ心理学を中心に、科学的な根拠の説明もあり、なかなかなボリュームなので、ひとりで実践していくのは難しいと感じる人も多いです。
どんないい本でも、ひとりでその内容を実践するのは難しいっていうのもありますね。

もしかしたら、せっかく手に取ったのに、実践ができなくて、つらい気持ちでいたり、そもそも読み進めるのが難しいと感じる方もいるかもしれないと思って、今回の読書会を開催を決めました。
募集は、わたしが昨年10月にライブ配信に出演させてもらったFacebookの幸せチャンネル（NYLB〜つながって学び成長する〜）というグループでしました。

思いがけず、すぐに満席になり、13日(水)は、東京、ニューヨーク州、長野、神奈川から、ご参加いただきました。

参加している場所だけでなく、お子さんの年齢や兄弟の人数、職業など、違いはたくさんありますが、共通することもたくさんありました。
とにかく、みなさんのお子さんへの愛情がとても深く、この本を手にし、読書会に参加する好奇心、子育てをよりよくしたいという向上心がとても大きいと感じました。

今回の読書会は、対話を多くしたいと考えて、ほとんどの時間をシェアにあてました。
3つ目の質問では、ちょっと面白い本の読み方もご紹介しました。

みなさんのお話の中で、印象に残ったフレーズは、
　子どもの幸せを願うなら、親が幸せになることが大事
　わが子は、自分とは違う人間であること
　多様な仲間とのつながりを持つこと
　強みをいかすこと
　自分を大切にすること
　子どもの安全基地
　パートナーとのコミュニケーション
です。

わたしを含め、みなさんそれぞれに子育てをしながら、うまくいかないこと、困っていることがありながら、よりよくする方法を模索さていることをシェアしてくださって、わたしもがんばろうって何度も思いました。
読書会に初めて参加してくださった方もいて、きっと緊張されていたと思うのですが、みなさん積極的に発言していただけたので、とても温かい雰囲気で進められて、幸せな時間でした。

「世界に通用する子どもの育て方」は、内容がとても深くて濃いので、当然たった1時間半ではシェアしきれませんでした。
それでも、参加してくださったみなさんが、この本と少しでも仲良くなって、これからの実践につなげていただけたらうれしいです。

⭐️読書会の最後に、感想とやってみたいことを書いていただいたので、ご紹介させていただきます。
Yさん：いつもと違うコミュニティでシェアができたのが刺激になりました。
お子さんの年齢もみなさんのほうが上で、今後来たるべき課題のイメージができました。
ありがとうございます。
・課題を分けて考える（忘れてました）
・おりに触れて本を読み返す

Nさん: 初めてお会いする方々ばかりでしたが、それぞれの本に対する思いや、子育てに苦労してきた歴史に共感し、すぐに繋がりを感じられるのが素晴らしいなと思いました。
やっぱり素晴らしい本だと再認識するとともに、一人で読むだけでは気づけない気づきがあり、ありがたかったです。
私も、また本の教えを意識して、子供の行動のプロセスに注目して、声掛けをすることをしてみたいと思います。

Kさん : 深刻なニュースを聞く毎日だったので、楽しい時間を久しぶりに過ごしたなあと思いました。
思春期に入るとなかなか子育ての悩みを言う機会が減ってしまい、不安になるので、話ができてよかったです。
皆さんと繋がれてとてもよかったです。

Yさん：息子がもっている強みをつぶさないように、毎日の会話や家庭が安全基地であることを意識して過ごしていきたいです。
学校から帰って来た時に、忙しくても手を止めて息子だけに注目して会話を楽しみます。
引っ越してきた地で新たに人に出会うことができず、子育ての話はできずにいたので、今日は貴重な時間でした。
ありがとうございました。