否定しない、責めない、〜 ポジティブペアレンティングBASIC 第5期③ 〜

ポジティブペアレンティングBASIC&ADVANCE
Photo by Markus Spiske on Unsplash

こんにちは。
幸せを増やすスキルを実践し、伝える
英語子育ての先生 わだまりです。

今日もいらしてくださってありがとうございます!


わたしは、2020年に
ニューヨークライフバランス研究所認定
ポジティブペアレンティングコーチになりました。


2021年から、ポジティブペアレンティイングという
子育ての講座をオンラインで開催しています。

ゴールデンウィーク明けに始まったポジティブペアレンティングBASIC第5期も3回目を迎えました。

2週間前の第2回の様子はこちらから↓

自己効力感を下げる方法

いつものように、最初に学びの実践や最近あったよかったことをお聞きしました。
3名それぞれがお子さんに寄り添おうとしていることが伝わるエピソードをシェアしていただき、心がじんわりとあったかくなりました。
親にいつも怒られて、責められている子どもと、そっと寄り添ってもらえるこどもの心のうちは、きっと全然違います。
受講生のお子さんたちは、幸せだなぁと心から思います。

第2回のテーマは、相手に届く愛の伝え方でした。

この日の第3回のテーマは、『自己肯定感よりも大切な自己効力感を育む方法』。

自己肯定感、そして、自己効力感。
どちらも高い方が良さそうですよね。
でも、自己効力感の方が大切なのはなぜなんでしょう。

それは、自己肯定感って、周りの人との比較で、上がったり、下がったりしてしまうことが多いから。
例えば、わたしなんかだと、自分より英語力が明らかに高い人が現れたら、自己肯定感が下がり、わたしが一番英語ができる場面では、自然と自分の価値を感じるんです・・・。(イヤなやつですね)

それに比べて、自己効力感は周りの状況に影響されるものではないんです。
自分は、周りに影響を与えることができるという思い。
うまくいくかわからないけど、やってみよう!という思い。

そういうものです。

同じ年齢の子どもでも、なんでもチャレンジしようとする子もいれば、やる前から「どうせムリやし」とあきらめる子もいます。
挑戦しようとしない子には、「失敗して怒られたくない。」とか「失敗するのは恥ずかしい」という思いがあるんです。

赤ちゃんの時には、誰もそんなこと思っていないんですよね。
教えもしないのに、寝返りをして、ずり這いをして、ハイハイして、つかまり立ちをして、歩き出します。
恥ずかしいとか、失敗したらどうしようと思う気持ちはありません。


子どもが失敗を恐れるようになるのは、親の声かけの影響が大きいです。
失敗を責めたり、挑戦したことを否定するような声をかけ続ければ、子どものチャレンジ精神は萎んでしまいます。


思うようにいかなかった時も、努力したこと、チャレンジしたことに注目して、「勇気を出してやってみたんだね。」と伝えることで、その経験はポジティブなものになります。
親の声かけ次第で、恥や罪悪感が生まれることもあるし、「また挑戦してみよう!」という気持ちになることもあるんです。

マインドセットの効果

この講座では、自己効力感を育むのに役立つ2つのマインドセットをお伝えします。
それは、しなやかマインドセットストレスプラスマインドセット

しなやかマインドセットは、「能力は生まれつき決まっているのではなく、努力すれば伸びる!」という考え方。
ストレスプラスマインドセットは、「ストレスは、身体にとっていい影響もあって、人の成長につながる」という考え方です。

いずれも、それを信じる(採用する)だけで、失敗するかもしれないことに対してでも、「やってみよう!」という気持ちが生まれるんです。

子どもに、いろんなことにチャレンジしてみてほしいなら、この2つのマインドセットを伝えないのはすごくもったいないです!

まずは、親がこのマインドセットを持って行動する。
そして、言葉で子どもにしなやかマインドセットの声かけをする。
この2本立てで、こどものしなやかマインドセットを育てていきましょう。


自己効力感が高まると、いろんなことに挑戦できるようになります
挑戦して、うまくいかなくても、立ち直りが早くなって、そこからまた行動できるんです。

子どもにだけじゃなく、自分にも!

第3回でお伝えすることもたくさんあるのですが、わたしが一番受講生に伝えたいのは、まず自分に対してしなやかマインドセットとプロセスに注目する視点を持つことです。
子育て視点での講座なので、もちろんお子さんに使ってほしいのですが、自分に使うということを忘れないでほしいんです。

わたしは、結果じゃなくプロセスにフォーカスするというやり方を学んだとき、ちょっと衝撃でした。
今まで、結果にフォーカスされてきたし、自分ずっとそうしてきたから。

子どもを怒る自分はダメ。
うまくできてない。
そうやって、できてるか、できてないかの2極で考えていました。

子どもたちもそういう目で見ていたように思います。

でも、わたしたちはみんな発展途上。
うまくいかないこともあるけど、よりよくなろうと努力しているところなんです。
そこに注目できるようになると、1%の成長を見つけられるようになります。
1ミリ進めたかもしれないって、そう思えるようになります。

Photo by Markus Winkler on Unsplash

虫眼鏡で小さな小さな変化を探すように、努力や小さな成長を探してみましょう。
自分にも、子どもたちにも。

感想とやってみたいこと

最後に書いていただいた「1番の学びとやってみたいこと」をご紹介します。

指摘より、受け入れること。
そして、望む方向への道を一緒に考えるといいね。

寄り添う姿勢が大切ですね。

プロセスフォーカスを繰り返して、しなやかマインドセットをはぐくむ。
まりさんの「失敗が自分を豊かにする」というマインドに変えていきます。
それを、家族に自分に使えるように(旦那さんにも(;^_^A)

練習すれば、必ずうまくなります!

成功と失敗は違う方向ではない。
同じ方向である。
プロセスフォーカスをさらに意識していきます。

失敗の先に成功があるんですよね!

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次回は、BASIC最終回です。
2週間おき、全4回の講座も、あっという間に感じます。
最後は、強みについてお伝えします!

⭐️次のポジティブペアレンティングBASICの
開催は、夏頃の予定です!


この講座への想いを書いた記事は、こちらから。
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最後まで読んでくださって、
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