午後6時を過ぎて、小5の次男が涙声で公園から帰ってきた。
毎日、近所の仲間7人ぐらいで一日中遊んでて、楽しそうにしてるけど、ときどきこんなふうにトラブル発生。
息子によると、今日は、年上の子が彼に意地悪し始めて、何人かが笑いながらそれに加わって、すごく悔しくなった息子は、その年上の子をなぐったそう。
そのあと、息子もなぐられて、すごく悔しい気持ちで帰ってきたと話してくれました。
「先になぐったんかぁ。」と思いながらも、泣きながら話す息子に、とにかく共感して、背中さすって、痛いという足に保冷剤をあてて、話を聞きました。
いやだったことばかりを話す中で、ぽろっと、ひとりだけ息子の味方をしてくれた子の話が出て、すかさず「味方してくれたんやね。それはめっちゃうれしいね。」と伝えました。
それからしばらくして、自分の部屋でジャンプを読み始めました。
少し落ち着いた様子で、晩ご飯を食べにきたので、ホッとしていたら、夫と中1の娘と同じ話に戻り、これからどうするのかという話に。
わたしが最初に聞いた時にも言ってたけど、「自分でなんとかする。」と言うので、少し様子を見ようと思っています。
姉からのアドバイスもなかなか的確で、「ふーん。そっか。」と納得したように聞いていたので、すぐにうまくいくかはわからないけど、彼を信じて見守ってみます。
次男が帰ってきて、泣きながら話し始めた時に、長男も娘も、泣いてることを茶化したり、「そんなことで泣くなや。」とかしょうもないことを言わずに、そっとしててくれたのは、大きな優しさだなぁと思いました。
(そういうリアクションで、火に油を注ぐことがたまにあります・・・。)
夫も、「男のくせに、そんなしょうもないことで泣くな!」って叱るような人でないのが、ほんとありがたい。
男の子でも、女の子でも、何歳になっても、泣きたい時は泣いたらいいって思う。
自分のネガティブな気持ちを受けとめられること、とても大切だから。
結局、夜にゲーム(ピラミットカード)をして、勝てなくて、また悔しくて泣いていたけれど、明日の朝にはきっと復活してるんじゃないかな。
今日は、しっかり共感しながら話を聞けたし、彼のリソース(味方してくれる友だち)にも気づけたし、ジャンプを読むというフローが気持ちを切り替えるきっかけになったようでした。
心理学の学びをうまくいかせないことも多いけど、今日は自分に余裕があったおかげで、実践できました。
明日からも、がんばろ!