今年3月から、松村亜里さんの『お母さんの自己肯定感を高める本』の読書会をオンライン会議システムのZOOMを使って、学びの仲間と開催しています。
こちらの本、今年の2月に発売されたもので、タイトルからはお母さんが自分の自己肯定感を高めるためのハウツーが書かれていそうですが、そうではないんです。
自己肯定感は、幸せになると自然に高まるものなので、幸せを増やす14個のワークをすることによって、自己肯定感も高めてしまおうという内容です。
ひとりでも進められるように作られていますが、6人の仲間と一緒に取り組んで、考えたこと、感じたことなどをシェアすることで、新しい視点が得られ、気づきも大きく、いつも幸せな気持ちになって読書会を終えています。
先日、4回目の読書会をしました。
月に2回ペースなので、全部のワークを終えるには、7月までかかりそう!?
それだけじっくり同じメンバーで、自分と向き合う時間が取れることが幸せです。
第4回では、「未来の最高の自分のコラージュ」のシェア、「ありがとうを受け取ろう」のワーク、セルフコンパッションを高めるためのワークをひとつしました。
どのワークも、それぞれに気づきがあり、自然と幸せ度が上がったのですが、最後のセルフコンパッションのワークがとてもよかったです。
セルフコンパッションとは、「大切な人を思いやるのと同じように自分を思いやること」(p177)で、今回取り組んだワークでは、自分の両親や夫の両親、友達、兄弟、こどもたち、ペットからかけられたら嬉しいと思う言葉を書き出しました。
そして、その中でひとつ自分にかけてあげたい一番の言葉を選び、2人組と3人組に分かれて、その言葉を相手にかけてもらったのです。
それがもう、とてもじんわりと心に沁みました。
わたしは、「大丈夫だよ。」という意味のもうちょっと長い言葉をかけてもらったのですが、ダイレクトに伝えてもらって、「大丈夫なんだ。」ってすーっと心に入ってきました。
そして、相手に教えてもらった言葉を心を込めて伝えた時も、なぜかとても幸せな気持ちになりました。
今、毎日1回はその同じ言葉を自分にかけています。
それが、とても効いている気がします。
今日も、送信ボタンを押すのにちょっと勇気がいるメールを送る場面があったのですが、その時に思い出して、この言葉を自分にかけたら、いつもよりジタバタする時間は短めに(笑)送信できました。
次回は、5月末に開催します。
今、オンラインファシリテーションの講座を受講中なので、少しでも参加者のみんなとわたし自身も成長できる読書会になるよう工夫していこうと思います。