親切心の強みについて

VIA 性格の強み

先日開催した「親切心」の原書読書会のブログを書いたあと、目にしたものや、人と話をする中で、またいろいろと考えることがありました。
そもそも、先に書いた記事には、書ききれないことがあって、やっぱりそれを書きたいって思いました。

エンパワメントという視点

親切心の読書会の中で、親切心の使い過ぎのパートについてのシェアがたくさんありました。
本の中にも、親切心の使い過ぎのよくないところとして、燃え尽きてしまうといことが書いてありました。
それについては、先日の記事にも書きましたが、人に親切にする分、自分にも親切にしてバランスをとることが大切です。

今日ふれたいポイントは、その親切が相手のためになるかどうかという視点を持つこと。
人になにか親切をしようと思った時、いろんなことができます。
例えば、仕事がなくてお金に困っている人に親切にする場合、
・お金を渡す
・洋服をあげる
・食べ物をあげる
・励ましの言葉をかける
・仕事を紹介する
など、ちょっと考えただけでもこれだけ出ます。

さて、この中のどれが本当に相手のためになるのか、ということです。
例えば、お金を渡してしまうと、相手にとってはとてもラクで、嬉しいことかもしれません。
それでも、それは相手が頑張ってお金を稼ごうとする気持ちを削いでしまうかもしれません。

それよりも、励ましの言葉や仕事を紹介することで、相手の力を引き出すことができたり、自立に向けて進み出すことができる場合があります。

もちろん、相手の状況(環境、健康面、心の状態)をよく見ることが必要です。
何をしてあげるのが一番親切になるのか、正解はないので、とても難しいのですが、やはり相手のためになる親切という視点は、忘れてはいけないものだなと感じます。
本にも書いてありましたが、過度の親切は、相手を依存的にさせてしまうからです。

子育てでもそうですよね。
赤ちゃんのうちは、洋服を全て着せてあげるけれど、それを2歳、3歳になっても同じことをしていては、子供は自分で服を着れるようにはなりません。
相手の状況を見て、どこまで親切にするのか、サポートするのかを変えていく必要があります。

じゃあ、どうするのか?

相手の状況を見て、サポートの仕方を考えることが大事だと気付いた今、どうしたらそれができるのかを考えています。
今、思いつくのは、相手の気持ちを想像してみるということ。
よく観察して、いくつかあるサポートの仕方のうち、どれがよさそうか考えてみるということ。
街で見かける見知らぬ人に対しては、あまり必要ないかもしれませんが、時間的に余裕があるときには、一度考えてみるといいのかなって思います。

そして、相手が身近な人であれば、本人に聞いてみるというのが有効だと思います。
特に、日々成長しているこどもには、ことばがわかるようになってきたら、「お母さんにボタンとめてほしい? それとも自分でやってみる?」って聞いてみたらいいですね。

相手が大人であれば、「なにか手伝えることはない?」って聞くこともできますね。
もちろん、遠慮して言ってくれないタイプの人もいるので、その時はことばややり方を変えなくちゃいけないけど。

最後に

親切って、奥が深いですね。笑
ここまで書いてみて、やっぱり親切をする側も、される側も、両方がハッピーな気持ちになれる親切をしたいと思います。
なかなか相手のニーズを読み切れない場合が多いけど、これからも小さな失敗をたくさんしながら、それでもくじけず、しなやかマインドセット(親切も上達する!と信じる)で、トライしていきます。

というわけで、わたしから親切を受けたと感じた場合、うれしかった時も、ちょっとずれてたよという場合も、フィードバックをいただけるとうれしいです。笑
よろしくお願いします。

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