コントロールとリクエストの違いって 〜 NVC読書会 第6章より 〜

NVC読書会

毎週日曜日の朝のお楽しみ。
今週もNVCの読書会に参加しました。
読んでいるのは、こちらの本。



そして、前回の読書会の後に書いたブログはこちら。

今日は4つ目のパート

今日は、リクエストのパートでした。

観察(Observation)
感情(Feeling)
ニーズ(Need)
リクエスト(Request)


NVCには、この4ステップがあります。
つまり、これが最後のステップ。

正直、これまでの 観察、感情、ニーズ の3ステップを身につけられたわけではありません。
それぞれのステップに難しさを感じています。
それでも、読み進めていくほどに、このコミュニケーションのやり方に大きな可能性を感じていて、身につけたい、できるようになりたいという思いが強くなります。

リクエストするということ

今日は、めずらしく事前に6章を読んで参加することができました。
ひとりで読んでいる時から、感じていましたが、わたしがこれまでに毎日のようにしていた人へのリクエストが、とても伝わりにくいものだということがはっきりとわかりました。
しかも、リクエストしているつもりなのに、強要(コントール)になっていたということも・・・。

この本の6章を読んで、わたしが今思うリクエストの大切なポイントは、
肯定文であること(✖️「〇〇しないで。」)
できるだけ具体的であること (✖️「応援してほしい。」→ ◯「毎朝、がんばってね!と言って。」 )

これは、わたしがお伝えしている講座【世界に通用する子どもの育て方】の中にも出てくることなので、「うんうん、そうだよね!」と思って読みました。

でも、その次に書いてあったことが・・・。

要求と強要を見分けるには、話し手の要求が通らなかった場合にどういう行動に出るのかを観察すればいい。

話し手が聞き手を批判したりさばいたりしたら、話し手の要求は強要だったことになる。(p146)

話し手が相手に罪悪感を植えつければ、話し手の要求は強要だったことになる。(p147)

この3つを読んで、「わー!!!」って焦りました。
つまり、まずは圧力をかけずにリクエストをする。
そして、それを承諾してもらえなかった時に、相手に共感することが大切だということです。
「そっか、やりたくないんだね。」って言えるかどうか・・・。

圧力をかけずにリクエストする、というところは意識しているし、できていると思うんです。
でも、相手が応じてくれない時、たいてい不機嫌になります。
そして、ひどい時には、「なんでなん? お母さんがお願いしてるやん!!!」って圧力をかけてしまいます。

今日も、またやってしまいました・・・。
晩ご飯の準備を手伝ってほしかったんです。
でも、お願いしても動いてくれなくて、カッチーン!
いやー、これは難しい。
修行だなぁ。

そして、たとえリクエストが通らなかった時も、相手に共感してあきらめなくちゃいけないというわけじゃないんです。
まず相手のやりたくない気持ち、またはやれない状況などに理解を示して、相手のニーズを読み取り、確認して、別の形でリクエストすることができるということ。
当たり前だけど、コミュニケーションは続いていくんですね。

このNVCというコミュニケーションのスキルは、相手を自分の思うようにコントロールする方法ではなくて、相手と思いやりのあるコミュニケーションをとりながら、お互いのニーズを満たすことで、よりよい関係性を築きます。

コントロールではなく、リクエスト

今回は、全体で17名の読書会でした。
わたしは、この章をほかの参加者3名の方たちと輪読しました。
自分で音読しながら、ほかの方の音読を聞きながら、やはりコントロール(強要)ではなく、リクエストができるようになりたいと思いました。

自分がリクエストをしているつもりでも、相手が「強要」(コントロール)だと受け取ってしまうことも多いので、ここも要注意。
先生と生徒、親と子、先輩と後輩など、わかりやすい力関係があると、リクエストであっても、強要と受け取られる可能性は高くなります。
わたし自身が、そうやって受け取ることが多いのに今回改めて気づきました。

相手が、コントロール(強要)だと受け取ると、そこには服従か抵抗しか生まれないと本に書いてありました。
わたしがほしいのは、服従でも抵抗でもない。
思いやりや主体性からの言動です。

そのためには、自分の意図している通りに相手に伝わりそうな言葉を選んだり、どう伝わっているかを相手に確認する必要があります。
なかなか難しいことだけど、これもスキルだから、練習すればうまくなるはず!
しなやかマインドセットで、練習を続けます。

この先はいったい???

この本、14章まであるんです。
わたしは、この読書会が始まると聞いて本を購入して、読書会と同じペースで1章ずつ読んでいるのですが、この先の展開が気になってきました。

今回の6章までに、NVCとはなにかという導入、よくないコミュニケーションの例、NVCの4ステップそれぞれの説明が終わりました。

目次を見てみると、7章以降は、
7. 共感を持って受け取る
8. 共感の力
9. 思いやりをもって自分自身とつながる
10. 怒りをじゅうぶんに表現する
11. 紛争を解決する
12. 力を防御的に使う
13. 自分を解放し、人に助言する
14. NVCで感謝を表現する

となっています。

どれも、気になる内容ばかり。
特に、7章と8章の共感は、わたしがお伝えしている講座でも大きく取り上げることなので、NVCの本の中でどんなふうに取り扱われるのかが気になります!!!

あと8回の読書会。
欠かさず参加できますように!
そして、8月下旬の最終回を迎える頃には、コミュニケーションのスキルとして、NVCを使えるようになっちゃいます!

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