こんにちは。
幸せを増やすスキルを実践し、伝える
英語子育ての先生 わだまりです。
今日もいらしてくださってありがとうございます!
全6回のポジティブペアレンティングADVANCEも、今回が5回目。
2週間おきの開催なので、3か月目に入りました。
回を重ねるごとに受講生同士のつながりが強まり、実践を続ける中で、それぞれの学びも深くなっていきます。
講座の1時間45分は、とても濃い時間になってきています。
⭐️前回、フロー体験についての会はこちらから↓
前回の振り返りなど
まず最初は、やっぱり小さな成功体験やよかったことのシェアから。
前回学んだフロー体験についてのシェアをしてくれました。
みなさん、2人、または3人のお子さんがいるママたちなので、なかなか自分の好きなことでフローに入る時間をしっかりとることはできなかったということでしたが、フロー体験の種を探したり、こんなことをやってみたいという希望を見つける2週間となったようです。
普段の生活の中に、実はフローに入っていても気づかないことがあるかもしれません。
例えば、出かける前の30分で必死で家事を済ませてしまおうと集中している時とか、職場で単調な仕事をしている時、掃除をしている時など。
わたし自身、英語教室の仕事に行く前に夕食を作っている時間がフローになっていることがあると気づきました。
家を出る時間までに、作り終えるという時間的なプレッシャーが集中力を高めてくれているようで、ゲームを攻略するように、短時間でガーっと家族の食事を作っています。
好きなことでフローに入れると、気分がもっと上がるし、より気持ちが満たされますが、普段からしていることでフローに入れるようになると、生活の質が高まる感じがします。
フローを起こすための生起条件(目標・課題とスキルのレベル・迅速なフィードバック)は、ちょっと実践が難しく感じるかもしれませんが、これも練習。
何度も試してみてくださいね。
今回のテーマは、主体性と自律性
講座の中に出てくるのですが、自立と自律、自主性と主体性、似たような言葉がいろいろあります。
子どもの幸せを願うなら、将来子どもが自立できるように、自律性と主体性を育てていきたい。
コロナ感染が広がって、わたしが痛感したことは、これまでの当たり前は、どんどん変わっていくんだとういうこと。
こんな先の見えない時代には、言われたことをその通りにできることよりも、自分の頭で考えて、自分で行動できることが必要になってきています。
そのためには、「自分で決めて行動できる」という意味の自律性を子どもたちに育みたい。
子どもたち自身がやりたいことはもちろん、やりたくなくても大切なこと(社会的なルールや人を思いやること)を自分の意志で大切に行動できるようになってほしい。
例えば、おもちゃで楽しく遊んだ後に「片付ける」とか、ゲームやスマホの「使用時間を守る」などは、「あそぶ」ということと違って、子どもの本能にはありません。
つまり、学習していく必要があるということです。
じゃあ、どうやって社会のルールを学ばせるのか。
いろんなやり方がありますよね。
・守らなかったら、罰を与えると脅す
・守ったらご褒美をあげる
・守るようにと怒鳴りつける
これらのやり方は、よくなさそうだということ、お分かりになると思います。
コントロールして、ルールを守らせるのではなく、本人がそのことをする意味(しないようにする意味)を理解して、自分で守れるようになるのが一番です。
これが自律性です。
この自律性を育てる方法をこの講座ではお伝えしています。
スキルとそのベースとなるもの
今回、自律性を育むための声の掛け方をお伝えしました。
そして、セリフを考えるワークもしました。
このやり方をすれば、すぐに子どもが理解して、「うん、わかった!」と行動してくれるわけではありません。
コントロールして、やらせた方が、その時は早いんです。
でも、子どもの成長を考えると、目先のラクよりも、子どもの考える力を育む関わりをしていきたい。
わたしたちの脳の前頭前野は、とてもゆっくり成長するので、なかなかセルフコントロールができません。
子どもたちは、なおさらです。
だからこそ、自律性を育む関わりの肝は、よい関係性なんです。
よい関係性を育む1番の方法は、ポジティブペアレンティイングBASICの1回目で学ぶ「共感」です。
どれだけ親が子どもに共感的態度が取れるかが、鍵となります。
このスキルを学んで、はや3年。
まだ報酬や罰を使って、コントロールしたい衝動に駆られる時があります。
でも、それはいい結果にはつながらないし、一番大切な関係性を悪くしてしまうと知っているから、どうにか踏みとどまります。
子どもたちも大きくなってきたので、できるだけ冷静にわたし自身の考えや感情を伝えるようにしています。
自律性って、本当に深いです。
でも、これを知っているのと知らないのでは、子育ての前提が大きく変わります。
自分の人生を生きるために
この、自律性の回では、「課題の分離」という考え方もお伝えします。
子どもの課題を親が奪わない。
人の感情を引き受けない。
簡単にいうと、自分と人(子ども、夫、親、ほか誰でも)の間に、境界線を引くこと。
それができるようになると、ぐーんと気持ちがラクになります。
これも、ぜひみんなに知ってほしい考え方です。
なんかモヤモヤするっていう時は、たいてい課題を分離できていない時だから。
この回の感想
自律性と主体性についてのこの回は、お伝えする方も「どうやったらわかりやすく伝えられるか」を考えさせられる回なんです。
でも、きっと今必要なことはしっかり受け取ってもらえたと思います。
次の回までの2週間の間に、自律性を意識することで、少しずつ理解が深まっていくはずです。
今回の1番の学びとやってみたいことを書いていただいたので、ご紹介させてください。
一番の学び…親のコントロールと、子どもの自律性は反比例すると改めて認識できたこと。
リクエストとコントロールは別だということ。
やってみたいこと…突き放さずに、最初に「もうあなたは出来ると知ってるよ」と伝えるようにしたいです。
自律性を育てたければ、コントロールは逆効果。
知っているだけでも、自分の行動を変えるきっかけになりますね!
自分で行動の結果を受け取らないと、自分の課題にならず責任を奪ってしまう。
相手の欲求の充足の邪魔をしないで自分の欲求を充足する(子どもに依存しない)
子どもを信じる。
「子どもを信じる」
ほんとそれしかないですね。
一番の学び・・「課題の分離」 相手を変えることは出来ない。
期待を受け取るかは選べる。
この事を大人になる前に知っていればもっと生きやすかったなぁと思いますし、私も子どもに対して課題の分離について話をしてみたいなと思います。
やってみたいこと・・自立を支援する声掛けで圧力を最小限にして優しくリクエストしてみたい。
イラッとしても一呼吸置いて向き合ってみたい。
「課題の分離」は、だれもが早く知っておくことで、生きやすくなりますよね。
子どもさんにも、小さい頃から折に触れて伝えておくと自分を大切にできそうですね!
なんと次回は最終回。
「多様性と親の幸せ」について学びます。
ポジティブペアレンティングBASICからの学びの総集編。
きっとまだ気づいていないご自身の変化を見つけて、びっくりされることと思います。
もう終わってしまうことは寂しいのですが、ここからみなさんの変化が続いていくと思うと嬉しい気持ちになります。
最終回も、心を込めてお届けします!
ポジティブペアレンティングBASIC受講済みの方で、ADVANCEの受講を考えている方がいらしたら、ぜひ4月の講座にいらしてください。
以下の日程で、募集中です!
次のポジティブペアレンティングADVANCEの開催の日程が決まりました!
2クラス予定しています。
ポジティブペアレンティングADVANCE【土曜夜クラス】
日本時間:土曜夜 21時〜22時45分
①4/16, ②4/30, ③5/14, ④5/28, ⑤6/11, ⑥6/25
ポジティブペアレンティングADVANCE【月曜朝クラス】
日本時間:月曜朝 9時半〜11時15分
①4/18, ②5/2, ③5/16, ④5/30, ⑤6/13, ⑥6/27
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました
<現在募集中の講座・コース>
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