子育ての新しいスタンダード 〜 ポジティブペアレンティングBASIC第5期スタート 〜

ポジティブペアレンティングBASIC&ADVANCE
Photo by Tá Focando on Unsplash

こんにちは。
幸せを増やすスキルを実践し、伝える
英語子育ての先生 わだまりです。

今日もいらしてくださってありがとうございます!


わたしは、2020年に
ニューヨークライフバランス研究所認定
ポジティブペアレンティングコーチになりました。


2021年から、ポジティブペアレンティイングという
子育ての講座をオンラインで開催しています。

ゴールデンウィーク明けの5月12日(木)に、第5期となるポジティブペアレンティングBASICがスタートしました。

新メンバーでスタートしました!

今回、受講されているのは、京都、岐阜、北海道の3名。
これまで、お子さんがいるママたち、お子さんのいない女性にお伝えしてきましたが、今回うれしいことに初めて男性の受講生をお迎えしました!

それぞれに松村亜里さんの本や考え方に出会って、深く学びたいということで、お申し込みくださいました。
実は、「世界に通用する子どもの育て方」というこの本だけでも、とても学びになります。
それプラス、講座の中でポイントの説明を聞き、自分の意見や気づきをシェアしたり、ほかの受講生の経験や考えを聞くことで、思考がグッと広がります。
そして、ワークやデモを通して、学んでいるスキルの効果を実感でき
ます。
それが、実践を継続するモチベーションとなり、生き方になっていきます。


初回は、自己紹介と受講の理由もお聞きして、スタートしました。
全4回が終わったとき、学びが定着して実践できるようになって、お子さんとの関係性がよりよくなっていることをゴールに、4人で学びの時間を共有しました。

ちょうどいい子育てって?

ポジティブペアレンティングBASIC、そしてADVANCEでは、「ちょうどいい子育て」をしようと推奨しています。
そして、そのちょうどいい子育てには名前があって、「支援的子育て」といいます。

逆に避けたいのは、迎合型と厳格型。
それは、甘すぎる親と厳しすぎる親です。
厳しすぎず、甘すぎず、ちょうどいい親(支援的子育て)を目指します。


わたしが生まれ育ったのは、昭和の時代。
それから時代は、平成、令和と変わりました。

子育ても、昔のままではダメなんです。
これからの子育てのスタンダードは、支援的子育てです。

テキストとなる本のタイトルは、「世界に通用する子どもの育て方」です。
言葉だけ聞くと、「英語が流暢に話せて、世界で活躍できるエリートを育てる」という感じがするかもしれません。
でも違います。

この本で定義する世界に通用する子どもは、
世界中どこにいても幸せで、自分の強みを活かして、目の前の人の幸せに貢献できる人です。


そんな子どもを育てるためには、周りの親がコントロールするのではなく、言いなりになるのでもなく、支援的に関わることが大切です。

共感ってどうやってするの?

支援的な親の特徴のひとつが、子どもに共感的態度をとること。
つまり、子どもの話に共感することです。

共感という言葉を聞いて、「簡単じゃない!」って思いましたか?
それとも、「それが難しい・・・」と思われたでしょうか。

例えば、子供が学校から帰ってきて、
お母さん聞いてー! 今日、初めて二重跳びができたよー!
と言ったとき、共感するなら、なんといいますか?

なにも意識してなかったら、「すごいね! よかったね!」なんていいますよね。


この場面で、子どもの気持ちに共感しようとするなら、例えば、
初めて2重跳びができたんだね! うれしかったんじゃない?
とか、
どんな気持ちだった?」と聞いて、「うれしかった!」と言えば、「うれしかったんだね!」と言うし、

「びっくりした!」だったら、「びっくりしたんだねー。」と伝えることができます。

いいニュースの時は、共感しやすいんです。

これが、親にとって聞きたくないようなニュースだったら、どうしますか?
学校から帰ってきた子どもが、

今日、Yちゃんに意地悪された。もう学校行きたくない・・・。
と言ったらどうしますか?

子どもにかける言葉に一つの正解はありません。
でも、こんなネガティブな感情を感じているときにこそ、共感が必要なんです。

「そんなこと言わないで、学校や行かなくちゃダメよ。」

と言いたくなる気持ちを抑えて、
そっかー、学校に行きたくない気持ちなんだね。
とその感情を認めてあげてください。
それと、実際に学校に行かないことは別だから。

感情と行動を分けて考えるのが大きなポイントです。


子どもは、大人が思うよりずっとしなやかな心を持っています。
親が子どもの気持ちを否定せずに聞いてあげたら、ホッとして、またちょっと頑張ってみようと思うんです。


まず最初はポジティブな感情と小さなネガティブな感情に共感してみてください。
それができるようになったら、大きなネガティブな感情にも。

共感はスキルです。
練習すればするほど上手くなるし、共感するのが当たり前になってきます。

共感にはたくさんのメリットがあります!

講座の後半では、共感のポイントをお伝えして、実際に共感するセリフを考えるワークをしました。
そして、それを言ってみて、聞いてみて、どう感じるかというロールプレイもしました。

その後で、共感されて育つと子どもにどんないい影響があるかということもご紹介しました。
その効果は、たくさんあってここでは紹介しきれないのですが、まず親子関係がググッとよくなります

そして、EQ(こころの知能指数)が高まりさらにIQ(知能指数)も高まるというデータもあるんです。
それから、やってみよう!いう自己効力感ありのままの自分でOKと思える自己肯定感も育まれます。


たくさんのいい影響の中で、特にわたしが子どもに育つといいなと思っているのが、「相手に共感する力」です。
自分自身がたくさん共感してもらうことで、相手に共感する姿勢やスキルが育っていきます。
子どもは、親が指示したことよりも、実際に親がしていることを自然と真似するものだから。

子どもに、「友達に共感するんだよ。」と繰り返し伝えるよりも、わたしたちが子どもの話に共感することで、自然とできるようになっていくんです。

第1回のご感想

講座の最後に、受講生のみなさんにこの日学んだことのご感想とこれからやってみたいことを書いていただいています。

何事も、すぐに結論めいたことはいわないこと。
まずは、受け止め一呼吸おいてから話すこと。
孫より、女房へ対策になりました。

少し聞き方を変えるだけで、お孫さんも奥さんも反応が違うかもしれません。
どんな変化があったかお聞きするのが楽しみです!

<感想>
共感って難しいなぁというのが、改めて感じました。
同感と混合しないように気を付けようと思いました。

<やってみたいこと>
一呼吸おいて、子供に共感する。
たまには、旦那にも共感するようにしようと思います。

共感は、奥が深いですね!
家族で共感し合えるようになると、きっと絆が深まりますね。

共感することはだいぶ慣れてきてはいますが、自分に余裕があまりない時は、共感する前にまとめてしまっている時があるので、改めて受けとめることを大切にしたいと思いました。

すでに共感のスキルは身についてきているんですね。
毎回はできなくても、ここぞというときにはしっかり受け止めることができるようになりたいですね!

さて、次回は2週間後。
それまでの課題は、共感を試してみること。

第2回で、共感を実際に試してみてどんな感触だったのかをお聞きするのが楽しみです。

第2回は、愛を伝える方法。
どれもとても大切なテーマだけど、これも知っているのと知らないのでは、差が大きすぎます。
大切な子供達に、どうやったら愛情がまっすぐ届くのか。
それをお伝えできることがとても嬉しいです!

最後まで読んでくださって、
ありがとうございました

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