8月17日(火)の夜、4回目となる「思春期のおしゃべり会」を開催しました。
思春期の子育てって、難しいなって感じます。
わたし自身、高2の息子、中2の娘、小6の息子と毎日関わる中で、視野が狭くまだまだ親のサポートが必要と思える部分、逆にわたしとは違う視点で物事を見てて関心する場面があります。
本当に子供と大人が混ざっている感じで、ややこしい・・・。
我が子との関わりに困って、周りを見渡しても、ほかのおうちはなんだかんだうまくいってるように見えてしまうんです。
そんな時、同じ立場で、安心して話せる場所があるといいなと思って、この会を開催しています。
今回、6名の方に参加していただきました。
お子さんの年齢は、上が21歳、下は6歳という幅広い年代のお母さんたちが集まり、思春期の子育てについて、困りごと、経験談、工夫していることなど、いろいろお話を聞かせてもらいました。
もうとにかく、おひとりおひとりのお話に、母の愛が溢れていて、よりよい関わりを探して、日々、試行錯誤されているのが伝わってきました。
その愛情は、どうしたらまっすぐ子どもたちに届くんだろう、とお話をお聞きしながら考えていました。
子どもの将来を考えると、学校の勉強も、家のお手伝いもやってほしい。
部屋も片付けてほしい。
でも、どんどんいうことを聞かなくなってくるんですよね。
そして、本人が困らない限り、動こうとしない・・・。
そんな様子に、イライラしてきて、カッチーン❗️
わたしは、ずっとそんな感じでした。
それから、「世界に通用する子どもの育て方」で子育てとコミュニケーションスキルを学び、実践していくうちに、子どもに求めるものがグーンと低くなりました。
そこから、関係性が変わってきました。
長男の生態
長男は、夏休みに入ってすぐに昼夜逆転。
起きている時間は、ずっとタブレットで小説を読んでいるか、ゲーム。
たまに卓球部の練習に行くけど、雨が降ると休む。
普段から宿題はしないし、夏休みの宿題も手をつけていない模様。
部屋は、足の踏み場もない・・・。
本当ひどいなぁと思います。
でも、こんなふうに過ごせるのもきっと今しかないんですよね。
全くなんにも考えていないわけじゃないのも、話をしてみるとわかります。
そして、高卒で就職すると決めているようなので、来年の夏は、就職活動真っ只中のはず。
自分で決めて、行動できる人だと信じているので、家族の一員として、最低限のことは求める(お願いする)けど、それ以外はもう見守るだけです。
自分から動き出すタイミングが来るのを待っています。
もちろん、待っているだけじゃなくて、ちょっとでも見える強みを伝えたり、やってもらって嬉しかったことは、すぐに伝えます。
・そんなに小説読み続けられるなんて、なかなかできへんよ
・すぐに動いてくれて助かったわ(頼んだことを思いがけず、すぐにやってくれた!)
ほかに伝えてることは、パッとは思いつかないけど、存在そのものを承認するようにしています。
どんなグダグダで、なんにもしてくれなくても、わたしにとって大切な存在なんだってことが伝わるといいな、と思っています。
これも、あと1年半で社会人になって、家を出るかもしれないと思うからこそです。
彼のためにも、勤務先が遠方になって、家を離れることになるのがよさそうです。
見えるところにいると、つい色々気になって、口も手も出してしまいそうになるから。
さて、現実はどうなるんでしょうか。
自分が行きたい会社に入れるように、資格試験の勉強をスタートするタイミングのはずなんですが、まだその気配は見えず・・・。
結構難しいはずのこの試験まで、あと1ヶ月半です。
わたしたちにできること
話がぐんとそれてしまいましたが、思春期の子どもを育てる母親として、わたしたちができることって、なんなんでしょう。
昨日、話に出たことを思い出して、今のわたしが思うことは、
・こどものことを信じ、尊重すること
・母親ができるだけご機嫌でいること
・家のこと(片付けや手伝い)をしてほしいという期待値を下げること
・子どもが興味を持っていることに、関心を持つこと
・機嫌がいい時に話をすること
ぐらいです。
片付けや掃除は、今はやらないかもしれないけど、必要となればできるという話になりました。
わたし自身もそうですが、「自分も子どもの頃、片付けしなかったし、朝起きれなかった。」というシェアをしてくださった方がいました。
そう、わたしたちも思春期を過ごしてきたんですよね。
ほとんど、その時のことは覚えていないのですが、きっときつい言動で母を傷つけ、悩ませていたのだと思います。
今の自分を思えば、子どもたちも必要となれば、なんでもできるし、困ったときに「助けて! 手伝って!」と言えるスキルを身につけることのほうが大切だと思えます。
今回、時間が押してしまったので、感想を書いてもらうことはしなかったのですが、最後に一言ずつお聞きしたところ、
・少し俯瞰して、客観的に子どもとの関係を見れた
・暗い気持ちが、話をして、話を聞いて、少し明るくなった
・普段話せないような、聞けないようなことを聞けてよかった
・ダメなところばかり目についていたけど、できているところに気がづけた
・いろんなアイディアをもらえて、試してみたい
というコメントをいただきました。
この思春期のおしゃべり会では、困りごとに対する答えや解決策をお伝えする場所ではないのですが、いろんな話の中から、みなさんがヒントを持って帰られているようで、それが嬉しいです。
自分のためにも、しばらくの間、毎月1回開催する予定です。
次回は、9月10日(金) 21:15-22:30の開催予定です。
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