共感って、ものすごいスキル! 〜 NVC読書会 第8章 〜

NVC読書会

毎週参加しているNVCの読書会。
今回は、第8章「共感の力」でした。

前回の様子はこちらから。

NVCが身についてきた?

毎回の読書会では、はじめに3人組になって、What’s good?(最近あったよかったこと)を話します。
わたしは、次男とのやりとりを話しました。

つい先日、朝、小6の次男のことで、久々にグワッと感情が乱されて、思わず責めるようなことを言いました。
そして、その日はその流れも影響して、息子はふてくされて、学校を休んで寝てしまいました。

それ自体は、まったくいいことではないけれど、そこからただ自分を責めるだけじゃなく、自分の感情を詳しく探ってみたんです。
だって、なんでそんなに気分が悪いのかよくわかってなかったから。

そこで見つけたのは、
息子の気持ちを尊重したいと思っているのに、わたしの確認不足で彼の服を捨ててしまったことがすごく悲しい。
お互いのコミュニケーション不足が原因で起きたことなのに、自分が責められているように感じて、イヤだ!
そんな結果になってしまったことに腹が立つ!
本当は、子どもが大切にしてるものをちゃんと大切にしたい。

いい関係性を保っていたい。
という気持ちでした。

NVC的には、もっと深く探っていくのかもしれないけど、わたしにはここまでわかっただけでも画期的!
息子が寝ている間に、捨ててしまった服の代わりを買いに行きました。

その後で、息子に服を渡して、自分の気持ちと本当はどうしたいかを伝えました。
穏やかに本当の気持ちを伝えたら、伝わったように感じられたので、かなり気持ちは落ち着きました。

そんな話をして、NVCを意識していたわけじゃないけど、それに近いことができた気がして嬉しいっていうニュースを聞いてもらったんです。

毎週参加されてる人の中には、そんな変化が現れている人もいるんじゃないかな。
なかなか、日本という状況の中で、本の中の例をそのまま実践するのは、難しい部分もあるけど、本質的なところを捉えて、実践していきたいと思っています。

本題の共感のパワー

この8章には、インパクトの強すぎる実例がたくさん載っています。
犯罪に巻き込まれたときに、人を殺しかねないような相手に共感のスキルを使うことで、心でつながって、犠牲者にならずに済んだ例。
薬物療法の影響もあって、ずっと言葉を発せなかった女の子が、ひたすらに共感的なやりとり(最初は一方的なもの)を続ける中で、時間をかけて話せるようになった例。

ほかにもいろんな例があって、そのパワーに驚きながらも、その状況に自分が直面したときに、「共感」のスキルを使える?と何度も自分に尋ねていました。
その答えは、正直今はまだ「No」です。

第8章を輪読した後、感想などをシェアする中で、NVCは性善説を前提にしていると感じると話した方がいて、納得しました。
どんな凶悪な相手にも、ちゃんと心があるってこと。
誰もが尊重されたいと思っているということ。
それを信じているからこそ、相手の感情やニーズに耳を傾けて、聴き取ろうとできるんだと思いました。

NVCの本を書いたマーシャル・ローゼンバーグさんは、「どんな人とも心で繋がれる。」と信じ切っているんだと思いました。

わたしも、そんなふうに思えるようになるかな。
すでに、そう思っているけど、まだ自信がないって感じかな。

共感するためには

この章の初めに、「共感には治癒力がある」と書いてあります。
以前、「自己開示には、治癒力がある」というセリフを聞いたことがありましたが、この2つは同じことなのかもしれません。

共感してもらえる、受けてもらえるという安心感があって初めて、自己開示ができると思うからです。
ひたすらに共感することで、相手が自己開示できるようになり、心に刺さったトゲを知らぬ間に抜いたり、心の闇に少し光が差すようなイメージが湧きます。

じゃあ、もっと共感するためになにができるのか。
わたしが思うのは、とにかく意識すること
家族相手が一番難しいと感じているので、表面的な言葉にとらわれずに、表情や声のトーンなどにも気を付けて、相手の感情とニーズを聞き取ろうという意識を持ちます。

そんなふうにできるかどうかは、意識的に聞くことだけじゃなくて、自分に余裕があることが大切。
世界のベーシック講座で伝えているような「愛のタンク」が目減りしているときには、きっと心で聴けない。
やっぱり愛のタンクを満たしたり、自分の気持ちをしっかり自分で受けとめておくことが大切なんだと思います。

そのためには、まず睡眠だなって、今思いました。
もう寝なくっちゃ。笑

次の読書会は、また月曜の夜参加!
第9章の「思いやりを持って自分自身とつながる」だそうです。
まだ読んでいないから、どんな内容か知らないですが、自分を大切にするってことなのかな?と想像しています。
輪読が楽しみです!

2019年初めに、松村亜里さんのところでポジティブ心理学を学び始めて、わたしのコミュニケーションはずいぶん変わったと思います。
まだまだ課題はあるけど、人からのポジティブなフィードバックをしっかり受け取れるようになったし、相手にリクエストできるようになったし、強みを見つけて伝えることもできるようになりました。
自分の変化が嬉しいです♡

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