やっぱり関係性が一番! 〜 ポジティブペアレンティングADV月曜朝⑤ 〜

ポジティブペアレンティングBASIC&ADVANCE
Photo by Emma Simpson on Unsplash

こんにちは。
幸せを増やすスキルを実践し、伝える
英語子育ての先生 わだまりです。

今日もいらしてくださってありがとうございます!


わたしは、2020年に
ニューヨークライフバランス研究所認定
ポジティブペアレンティングコーチになりました。


2021年から、ポジティブペアレンティイングという
子育ての講座をオンラインで開催しています。

4月21日に開講したポジティブペアレンティングADVANCE第5期。
今回が全6回の第5回目となりました。


第4回の様子は、ぜひこちらからお読みください。

フローについて意識してみて

第5回の最初は、前回学んだフロー体験を意識して、2週間過ごしてみてのシェアをお聞きしました。
お子さんが新しいこと(習字)を楽しんでいること、
ご自身のフロー体験についての気づき(時間の余裕について)、
お子さんが学校の課題をしないことについての考察(課題のレベルが高すぎる)、
お子さんとパスタ作りに集中されたお話、

と同じテーマでもまったく違う経験や気づきがあるのが面白いです。

ポジティブペアレンティングADVANCEは、全6回の講座。
ポジティブペアレンティングBASICで学んだ4つのスキル、【共感・愛の言語・プロセスフォーカス・強み】をベースにして、新たに6つのスキルを学んでいきます。

スキルを学ぶ度に実践の課題が出るので、1つずつしっかり身につけていくイメージです。
ADVANCE第5回までに、実践を重ね、ご自身の変化、ご家族の変化を感じている受講生も多く、どんどん学びが加速し、深まっているのを感じます。

自律性を育む関わり方

第5回のテーマは、自律性です。
自律というのは、自立とはまた違うもので、「自分で考えて、行動する」ことを意味します。
つまり、自分で決めるということ。

ふだん、英語教室で子どもたちと関わるときにも、何人かは明らかに決めるのが苦手です。
問題答えは選べても、英語のカードゲームで何のゲームをしたいか聞いても、なかなか答えられない子がいます。
正解がない質問に答えるのが苦手なようです。

元々の性格もあると思うのですが、自分で決められるようになるために必要なのは、小さな頃から自己決定の機会があること。
例えば、オレンジジュースとリンゴジュースどっちにする?、とか、
赤いTシャツと青いTシャツ、今日はどっち着る?、などの小さなこと。

なかなか決められない子の場合、大人が決めてしまった方が早くてスムーズなのですが、親が楽だからといって、毎日着る服も、食べるものも、何で遊ぶかも勝手に決めてしまっていたら、いつまでたっても自分で決められるようにはなりません。

小さい頃から、どっちを選んでも責められず、選択を認めてもらえたり、自分で選んだことで小さく失敗することを繰り返すことで、上手に選べるようになってくるのです。

子どもがやりたくないことは、どうする?

そして、やってはいけないことや、守らなくちゃいけないルールを伝えるときに、「とにかくダメなものはダメ!」といって、無理矢理させると子どもの自律性は育ちません。

わたし自身、子どもが小さい頃は、指示命令ばかりするコントロールママでした。
小さいうちは、それでいうことを聞かせられていたので、疑問も持ちませんでした。
幸い?、長男は小学校に入る前ぐらいから、わたしのいうことをあまり聞かなくなり、コントロールが効かないことにどうしたらいいのかとわたしの苦悩が始まります・・・。


今わかることは、年齢が小さいうちから子どもの意思を尊重するべきだったってこと。
そして、必要なルールを守るように伝えるときには、
①まず子どもの気持ちに共感して、
②なぜそのルールを守らなくちゃいけないかわかるように説明して、
③圧力をかけずに子どもが自分で適切な行動ができるようサポートする。

このステップを踏んで、何度も伝え続けるというのが、一番良さそうです。
親の忍耐力が鍛えられますね。

やっぱり関係性がベース!

この日も、受講生のみなさんにたくさんシェアをしてもらいました。
その中で、関係性が一番大事だってことがちゃんと伝わったようで、よかったです。

子どもに自己決定を促すのも、やりたくないことを自分からやれるように関わるのも、温かく支援的な関わりから生まれる関係性がベースになります。
子どもに決める機会を与えても、あとでダメ出ししたら、子どもはがっかりです。


最後に、この日の1番の学びとやってみたいことをお聞きしました。

「課題の分離」と関係性が一番印象に残りました。
家族でも職場でも、一緒に行動をしていると誰の課題かあまり考えずに手を出してしまうことも。。。
まずはしっかり課題を分離してから、愛のある見守りをすることが大切ですね。
おせっかいになりやすいので、境界を意識しつつ、関係性を大切に、ヘルプではなくサポートを意識してできればと思いました。

課題の分離、これを意識すると関わり方も変わってきますね。
よりよい関係性を目指していきましょう!

愛のある見守り。
あおるのではなく(笑)、あなたができると信じている、練習していこう。と声をかけていくこと。
あと、自律性、関係性、自己効力感の相互関係。
もし、足りてないかも、と思ったら、そこを確認してみる。

愛のある見守り、大事ですね。
相手を信頼して、忍耐強く関わっていくしかないですね。

▶︎一番の学び
・子供の課題を奪わない。
・ある程度の制限の設定は責任感を育てる → 自立性・自己効力感が育つ。
▶︎やってみたいこと
「制限と自律は共存できる」ということなので、その見極めを考えるのが課題です。
そして、子供の課題を奪わないようにしたいです。

「子どもの課題を奪わない」って、大事ですね。
子どもをよく観察して、適切な言葉がけをして、サポートできるといいですね。

子どものもともと持っている可能性を信じて、コントロールせず見守り励ますことがとても大切だと感じました。
子どもの課題を自分の課題とすると、今すぐどうにかしたい気持ちになりコントロールしがち。
でもそこを分けて、 今の自分の課題は子どもとの関係性をよりよいものにすること、そしてその余裕を持つために自分で自分を満たすこと が大事だなと改めて思ったので、そこを意識していこうと思います。

コントロールじゃなくて、見守りと励まし。
やっぱり自分が満たされていないと、コントロールしたくなりますね。
自分を満たしつつ、子どもを見守っていきましょう!


次回は第6回、最終回です。
最後の学びの時間。

楽しみな気持ちとさみしい気持ちが混ざります。
親子ともに幸せな子育ての集大成をお伝えします!

最後まで読んでくださって、
ありがとうございました

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