「世界に通用する子供の育て方」

心理学の学び

世界に通用する子供の育て方』は、松村亜里さんの一冊目の著書のタイトルで、人生の中でわたしが一番影響を受けた本になるかもしれない。
2019年3月に発売されたこの本の元となる講座を同年2月に受講し始めました。

この講座(本)は、こどもを世界で活躍するようなすごい人に育てよう!という内容ではありません。
お母さんもこどもも幸せな子育てをするためのものです。
そんな子育ての中で、こどもは自分で幸せを創ることを知り、どんな場所でも強みを活かして、周りに貢献して主体的に生きられるようになります。

わたしは、15年半子育てをしてきて、たくさんの子育ての本を読んできました。
小学生の頃から、とにかく小さい子が大好きで、子育てするのを楽しみにしていたのに、やっぱり「好き」という気持ちだけでは、うまくいかないことばかりでした。
そんな状況をなんとかしたくて、子育て講座を受けてみたり、いろんな子育ての本を読みました。
そのおかげで、無意識に「いいお母さん」を目指していたわたしの子育ては、少しずつ変わってきて、少しはラクになってはいたけど、思春期に差し掛かっていた中学生の長男や、スポーツに打ち込む優等生タイプの小学校5年生の娘、とにかく自由な小学3年の次男、それぞれとの関わり方に難しさを感じていました。

亜里さんのことは、誰かのブログで知って、メルマガを半年以上読んでいました。
亜里さんが開催している講座に興味はあったけど、ニューヨーク在住で、日本で講座があっても、東京方面ばかりで、さすがに受けられず。
それが、2019年初めにオンラインで講座が受けられると知り、『世界に通用する子供の育て方』の録画コースを受講しました。

有志の勉強会にも入り、途中で反転学習講座が開講されたので、そちらに移り、2月から10月まで学び続けました。

自分の変化は、自分では気づくのが難しくて、具体的な例をあげられないけれど、亜里さんの講座で学び、実践を続ける中で、こどもたちとの関係性は少しずつ良くなっていったと感じています。
問題がなくなったわけではなく、イライラもするし、きつい言葉もかけるし、わかっていてもできないというジレンマに落ち込みながら、できることを見つけて、進んできたからこそだと思います。

そして気づけば、そうやって少しずつ前進してきたことで、自分のことを前よりも好きになっていました。
自分が大好き!とはいきませんが、わたしって悪くないって思えます。

自己効力感が少しずつ高まり、自己肯定感も高まっていたんです。

本当に、1年半前に亜里さんから学ぼうと決めることができたことは大きかったと感じています。
この学びには、お金もたくさんの時間もかけてきたけど、その価値は十分過ぎるほどに感じています。
Ari’s Academiaというラーニングコミュニティのメンバーになり、そこでのつながりの中で、小さなチャレンジをしたり、仲間と励ましあったりしながら、学びを続けています。

この春、コロナによる外出自粛期間にちょうどNYLB研究所の認定講師養成講座を受講して、その内容の復習に時間を使う日々です。(養成講座では、ポジティブな対人支援について、学び、実践を重ねました。)
亜里さんの講座は、どの講座も、たくさんの知識を習得することではなく、日常生活の中でどれだけ学んだことを実践できるかという視点で、デザインされています。

まだまだ苦手なことはあるけど、できていることに着目して、なんでもやればやるほど上手になる!という「しなやかマインドセット」で、これからも実践を続けます。

本(講座)の紹介のつもりが、長くなりました。
内容が濃く、サクッと理解できるような本ではないかもしれないけど、子育てに本当に役に立つ本です。
ぜひ手に取ってみてください。
読んでみて、ひとり学ぶのが難しいと感じたら、NYLB研究所のベーシック講座がお勧めです。
ほかの受講者とのシェアや課題をする中で、必要なスキルが身につく講座です。

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