家族も成長する!? 〜 ウェルビーイングライフサイクル反転学習会⑦ 〜

ウェルビーイングライフサイクル
Photo by Guillaume de Germain on Unsplash

こんにちは。
幸せを増やすスキルを実践し、伝える
英語子育ての先生 わだまりです。

今日もいらしてくださってありがとうございます!


2022年4月26日にスタートしたNYLB研究所の【ウェルビーイングライフサイクル反転学習会】のアシスタントをつとめています。
全7回の反転学習会も、いよいよ最終回!

第6回の様子はこちらから↓

行動は選択できる!

多様な背景を持つ受講生12名と進んできたこの講座も、いよいよ最終回。
今回も、さまざまな実践やよかったことのシェアからスタート。

夏休みがもうスタートしている地域もあり、お子さんとの夏ならではの関わりのお話や前回からの課題のBucket List(死ぬまでにやりたいことリスト30)、コミュニティへの貢献を意識してのお話もありました。
みなさんがこれまでに学んだことをすぐに実践していく姿に、とても刺激を受けました。
わたしも、Bucket Listは書いたものの、いつするかは決めていないので、この夏に一つでも実現させます!


やりたいこと、やろうと思っていることを実現させるためには、もちろん自分が行動を起こすことが必要なのだけど、一存では決められないこともあります。
そういう時は、家族に勇気を出してリクエストをしてみる。

例えば、「子どもを置いて、一人旅がしたい!」という望みでさえも、パートナーに話してみたら、意外と応援してくれたりするものです。
無理だって決めているのは、実は自分。
決めつけないで、リクエストしてみる。
なぜそれがしたいのかを伝えてみる。
勝手にガマンしないで、まずは「やりたい!」と言葉にしてみるところから始めましょう!

視点を変えるだけで

最終回のテーマは、『家族システムの発達段階と課題』。
ここでは、家族をひとつのシステムと捉えて、家族の中に何か問題が生まれても、それを個人の問題としないという視点を学びます。

例えば、子どもが学校にいかなくなった時、それをその子供の問題とするのではなくて、家族というシステムの中の不具合と捉えます。
そうすることで、たくさんの選択肢が生まれるし、関係性を変えることで、問題が問題じゃなくなるという考え方です。


こういう考え方って、すごく気持ちを楽にしてくれます。
1人の子どもに問題行動があるときに、その子を変えるのは難しい。
でも、その子の環境を変えてあげるとか、関わり方を変えたり、パートナーシップを改善して、家庭内の雰囲気がよくなることで、問題行動がへっていったりするんです。


できることはいろいろある!と思えることって、心強いです。
そして、困っている子ども自身が、「自分がダメなんだ」と思わなくてすむことが救いです。


家族システムという考え方を知ることで、視点が変わります。
視点が変わるだけで、見えてくるものが変わります。


受講生からも、
・学ぶ前は、原因にフォーカスしていた
・家族をシステムと考えると、解決策が増えて、問題が問題じゃなくなる
・問題があっても、悲観的にならずに動き出せる

というシェアがありました。

家族とは、変化していくもの

家族という言葉を聞いたとき、思い浮かべるのはどんなことでしょうか。
この講座で学ぶ「家族」というのは、まずは両親と自分(と兄弟)。

それが第1段階。
そこから、パートナーと出会って結婚して(第2段階)、子育て期(第3段階)、10代の子どもがいる時期(第4段階)、子どもが巣立つ時期(第5段階)、老年期の夫婦ふたりの時期(第6段階)と進んでいきます。


人は、今、自分がいるステージとその少し先までしか想像しにくいものです。
わたしは今、ちょうど第4段階。
高校3年生の長男は、就職活動が始めているので、もうまもなく第5段階に入っていきます。
そして、その先の第6段階も見据えて行動していきたいなと思っています。


今はまだ、子ども中心で過ごしているけれど、ここからもっと自分の人生を楽しむために家族とのいい関係性を保ちながら、家族システムの変化にうまく対応して、次の段階へと進んでいきます。

子供の成長について知っているだけじゃなく、家族の発達段階を知っていることも、自分の人生設計の中ですごく大事なことだと感じます。

全7回を伴走して思うこと

今回、【ウェルビーイングライフサイクル反転学習会】を伴走させてもらって、感じることは、この学びがとても有益なものであるということ。
約3年前に学んだ時は、初めて知ることばかりで、「とにかく面白い!」という感覚と同時に、「やってしまった・・・。適切な関わりができていなかった。」という後悔も大きくて、学びながら苦しさも感じていました。

今回、12名の受講生とともに、アシスタントをしながら学び直してみて、いつからでもやり直せるということが納得できました。
例えば、幼児期に、子どものやりたい気持ちを尊重して、遊びを邪魔しないことで、子どもの自己効力感(やってみよう!という気持ち)が育つのですが、特にひとり目の子供に対して、それができていませんでした。

もっととことん好きなことをさせてあげればよかった・・・、と後悔しました。
学んだ時、息子はもう15歳。
正直、「本当に間に合うの?」と疑う気持ちはあったけど、試してみるしかなくて、そこからは息子がしたいということは、できるだけできるようにしました。
制限ばかりしていないで、子どもの希望を叶えられるようにしました。


ちょうど高校受験の前で、進路を決めるのも、本人の意思を尊重して、あれこれ口を出さないように頑張りました。
子どもの幸せを思ってのことだけど、いろいろ口出したい気持ちを抑えるのは大変でした。
実際に、口出しをしてしまって、その後で「ごめん、やっぱりさっきのはなしね!」と言ったこともあります・・・。

それがよかったのか、高3になった息子は、自分のやりたいことをしています。
やりたことしかしていないとも言えます・・・。
勉強は、必要最低限。

例えば、高校で勧められるいろんな資格試験も、自分で受けるものを選んでトライしています。

わたしには、さっぱりわからないので、受験料の請求を受けたら、「がんばってね。」と伝えてお金を渡すということの繰り返し。
自分で考える力も、自己効力感も育まれているように思います。


学びの力は大きいです。
ウェルビーイングライフサイクルの知識があるだけで、子供との関わりにも自身が持てるし、自分の人生も豊かになります。

この講座を受講する人がもっともっと増えて、幸せな子育て、幸せな人生を楽しむ人が増えていくことを願います!

Photo by Guillaume de Germain on Unsplash

最後まで読んでくださって、
ありがとうございました

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