本が大好きだということ

そのほか

今朝、メンバーになっているオンラインコミュニティのFacebookグループで、オンラインフェスが開催され、その中のライブ配信で自分がワクワクすることを発表しました。
最初は、自分のスキルも活かせる『英語絵本の読み聞かせ』をするつもりだったんです。
でも、ライブの4日前ぐらいに、内容を変えたくなって、グルグル考えて、テーマを『絵本と子育て』に変えました。

何を話すか考える中で、本との出会いを振り返ってみたり、母にこどもの頃のことを聞いたりしました。
残念ながら、母はわたしのこども時代のことをあんまり覚えていないし、どういう想いで子育てをしていたのかなど、気持ちを話すのは得意じゃないので、期待していたようなことは聞けませんでした。
それでも、少しでも一緒にこども時代を振り返ることができたのがよかったです。
きっと母は、その当時、日々を懸命に生きていたんだろうなぁと思います。

母は、たぶん本がとても好きだったんです。
家には、森鴎外とか夏目漱石などの文学全集があります。
でも、本を読んでる姿は思い出せないんです。笑
ただ、わたしと兄を自転車で移動図書館が来る場所に連れて行ってくれたり、少し離れた市の図書館まで自転車に乗せて連れて行って、たくさんの本を借りてくれました。

母に本を読んでもらっていた光景は浮かばないのですが、寝るときによく昔話を話してくれていたのを覚えています。
「むかーしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは、山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました・・・」と、真っ暗な部屋で語ってくれてたのを覚えています。

ライブ配信では、はしょりましたが、小学生や中学生の頃は、絵本に没頭するあまり、母に声をかけられても聞こえず、お手伝いもせず、ひどい子だったなぁと今ごろ反省しています。
母は、昔も今も直接的に「大好き」とか言ってくれるような人ではないのですが、わたしや兄にたくさん本を与えてくれたり、毎日お弁当を作ってくれたり、キャンプや旅行に連れて行ってくれることで、愛情を表していたんだなぁと思います。

今回、『絵本と子育て』について話すことにして、本当によかったと思っています。
わたしにとって、本がどういう存在なのか、確認することができたし、母の愛情を改めて理解することができました。
愛情をたくさん受けて、育ててもらっていたんだな、と思います。

こちらは、オンライン配信をしている様子です。
本当は、画面シェアもできるのですが、iPadで写真を見せています。
ちょうど移動図書館のバスの写真(他の市のものをお借りしています)を見せています。
狭い車内で、どの本を借りようか、ワクワクしながら選んでいました♡

こちらは、わたしにとって大切な本として紹介しました。
こどもを育てる中で、ふとこの本のことを思い出して、自分のために購入しました。
何か特別な背景があったのかなぁと思って、母に聞いても、覚えてはいませんでした。笑

こちらは、紹介した英語の絵本です。
左上は、有名な「はらぺこあおむし」の日英併記の本。
右上は、”Frog and Toad are Friends”。
こちらは、著者のアーノルド・ローベルさんが朗読したCDがあり、それがとってもいいんです。ぜひ、CDを聞きながら、絵本をめくってほしいです。
下の2冊は、「ぞうくんのさんぽ」と”Elephant Blue”。とてもかわいい絵で、日本語版と英語版を図書館で借りてきました。
こちらの本に限らず、日本語の本と英語の本を一緒に比べながら読むのもオススメです。

今回、実は1時間のプログラムのMCもさせてもらったのですが、初っぱなのわたしが話している時に、通信状態が悪くなり固まってしまって、大焦り・・・。
もうひとりのMCの方が、間をつないでくれて、わたしも数秒?10秒?後に奇跡的に戻れて、その後は問題なく放送できたので、本当によかったです。

自分のMCも発表も、放送を見返してみると、しゃべり方のクセとか、あーすればよかった、などなど、気になるところはたくさんあるのですが、初めての挑戦でよく頑張ったと100%褒めてあげることにしました。
わたしの声や話し方をほめてくださる声も頂いていて、そちらをありがたく受け取ることにします!

挑戦する場をもらえたこと、チームでお互いに協力して助け合えたこと、新しいつながりができたこと、つながりが深まったこと、いいことがたっくさんありました。
これからも、小さなチャレンジを重ねていきたいし、チャレンジしようとする人がいたら、今回そうしてもらったように、必要なサポートをして、そっと背中を押してあげたいです。

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