自分への思いやりを育てる〜 NVC読書会 Season2 – No. 9 〜

こんにちは。
幸せを増やすスキルを実践し、伝える
英語子育ての先生 わだまりです。

今日もいらしてくださってありがとうございます！

この記事では、「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法新版」の読書会第2弾での気づきや、そこから思うことをシェアします。
ひとりでも多くの人がこの本を手に取って、NVCというコミュニケーションスキルを知って、使えるようになることを望んでいます。

今回は、第9章「思いやりを持って自分とつながる」を取り上げた第9回の読書会（8月7日開催）について書きます。

第8回の様子は、こちらの記事からどうぞ↓

「〜べき」は、苦しい・・・
過去を振り返り、悲しみ、許す
自律性の大切さ
自分を大切にする！

「〜べき」は、苦しい・・・

この章では、自分自身に深い思いやりを持つということがテーマです。

わたしたちは、ネガティビティバイアスのせいもあって、自己批判が上手。
すぐに自分を責めます。
粗探しをします。

もっとこうすればよかった。
ああすればよかったと自分の過ちをジャッジします。
そんなふうに自分を責めても、いいことはなにもないのに、無意識に自分責めは始まります・・・。

本の中にも出てくる、「・・・すべき」という考え方は、自分にも相手にも何かを強要する言葉です。
つまり、コントロール。

人はみな、生まれながらに自分のことは自分で決めたいと思う生き物なのに、自分のことも、周りの人のことも「・・・すべき」という言葉で、コントロールしようとしてしまっているんです。

過去を振り返り、悲しみ、許す

この章で印象的なのは、「過去の自分の失敗や後悔を振り返って、許す」というパート。
わたしにもいくつもの後悔があるけど、それをそのままにしておいて、思い出すたびに自分を責めることもできます。
もしくは、この本で説明されているように、過去のできごとを非難したり、嫌悪したりしないで振り返り、その時の自分のニーズや大切にしたい価値観を見ることで、そのできごとを違う視点で見れるようになりそうです。

そして、「許し」のプロセスへ進みます。
「過去の行動を悔やんでいる自分」と「その行動を取らせた自分」の両方を共感して受け入れること。

簡単なことではないように思うけど、まずは意識してやってみる。
自分に深く共感して、許していく。
それだけで、過去の心の傷が少しずつ癒えていくように思います。

そのプロセスがスムーズに進まなかったとしても、トライするだけで自分に思いやりを持つことになります。

自律性の大切さ

この章を読んでいて思ったのは、自律性の大切さ。
誰かに何かをやらされているとか、義務感ではなく、自分の意志で行動すること。

「〜しなきゃ」って思ってしまう時、一度立ち止まって、やらされるのではなく自分の意志で行動する。
自分のためにすると決めること。
または、しないことを選ぶこと。

そもそも、わたしたちの人生の時間は限られていて、やりたくないことをしている暇なんてないんです。
「〜しなきゃ」と思うことで、やりたくないことは、やらなくてもいいように工夫する。
人に頼んだり、やめてもなんとかならないか試してみるとか、できることはたくさんあるはず。

今回、振り返ってみて、「しなくちゃ」は、へってきたけど、「したほうがいいかな」は、たくさんあることに気づきました。
これは、他人軸。

それをすることにワクワクするとか、人生を豊かにすることにつながるかを確認して、「する」か「しない」を選択します。

自分を大切にする！

この読書会で、わたしがチャットに書き込んだ感想とやってみたいことをここに残しておきます。

この章をもう一度読んで、やっぱりまずは自分を大切にしたいって思いました。
恐れからじゃなくて、愛からの選択ができるように。
もっと「好き」とか「やりたい」で動くことを増やしていきたいです。
まずは、「〇〇しなくちゃ」が出てきた時、いちいち自分のニーズを確認します。
今日の読書会も楽しく、学びがいっぱい。
ありがとうございました！

人生を豊かにしていくために、なんとなく時間を過ごすんじゃなくて、タイムリッチのマインドで、「やりたい！」で動くことを増やしていきたい。

これも意識て繰り返していくことで、自分にとって当たり前になりそう。
NVCは、本当にいろんなことを教えてくれます！

最後まで読んでくださって、
ありがとうございました